コラム

タイの中学生の1日 昼は毎日トムヤムヌードル、部活は週1か週2

前回の小学校に続いて、今回はタイの中学校です。タイ人のちゅうちに、中学校時代の1日を聞いてみました。

朝は国歌とお経から

ちゅうちは小学校のときと同じように、お母さんの車で登校していたそうです。学校に着くと、国歌を歌って国旗を掲げ、お経を唱えて、立ったまま瞑想して、スローガンまで。ここまでがずっとセットだそうです。

お昼は食堂か購買。好きなメニューは

1クラスは35人ほどで、ちゅうちの学校は1学年4クラスの中規模校でした。(私の小学校は1クラスだけで、1年生から6年生までずっと36人ほどでした。クラス替えを初めて経験したのは、中学に入ってからでした。)

お昼は、食堂で買うか、「マート」と呼ばれる購買でパンなどを買います。値段は10バーツか20バーツほど。好きだったメニューを聞くと、返ってきたのは「クイッティアオ、トムヤム」。トムヤムヌードルです。しかも「毎日食べてました」とのこと。栄養は偏りそうだなと思いましたが、それが、ちゅうちの中学のお昼だったそうです。

放課後は合唱団、週末は家庭教師と英会話

授業が終わるのは4時。30分休憩したら、ちゅうちは合唱団の練習へ。学校では「バンド」と呼ばれていて、歌う人が15人ほど、楽器を弾く人も入れると30人ほど。大会にも出ていたそうです。ほかの人はバスケやサッカー、テコンドーなど。テコンドーは、先生にお願いして放課後に教えてもらう自主練で、先生はボランティアのような形だと聞きました。

週末は家庭教師、毎週日曜は英会話。塾には行かず、日本語を勉強し始めたのもこの家庭教師の時間でした。

発表の技術が高い、今の中学生

今、日本語を教えに行っている中学校の生徒を見て、ちゅうちが違うと感じるのは、発表の技術が高いことだそうです。日頃から発表の練習をしていて、そういう課題も増えたのではないか、とちゅうちは見ています。日本の中学校の先生をしている私の友人も、発表させたり、自分で調べてまとめてもらったりすることが増えたと言っていました。このような発表は、私が中学生のころは、ほとんどなかったので時代の変化を感じます。

部活は時間割の中に

最後に部活の話です。私の中学は、授業が終わったあとも、土日もすべて部活でした。タイにも部活動はありますが、日本のように毎日真面目に練習するわけではなく、時間割の中に部活の時間があって、週に1回か2回ほど。その時間以外は活動しないそうです。

皆さんの中学校のお昼ごはんは、何でしたか。身近なタイの方にも、中学のころの放課後を聞いてみてください。

このシリーズでは、日本人の私とタイ人のちゅうちの2人で、日本やタイの文化や考え方について考察を深めています。どちらが良い・悪いという話はしません。

出演: 藤岡諒/ちゅうち 運営: Michi & Co., Ltd.(バンコク)